取引の種類
仕訳は日々の「取引」を記載していくものと前記事に記載しましたが、じゃあ「取引」とは一体何か。
取引とは以下の項目が増減する事を言います。
それぞれ一体どういう概念なのか、という事は
Wikipediaさんにお尋ねください(リンクを貼っておくので)。
- 資産(資産 - Wikipedia)
- 負債(負債 - Wikipedia)
- 資本(純資産)(純資産 - Wikipedia)
- 費用(費用 - Wikipedia)
- 収益(収益 - Wikipedia)
尚、複式簿記で取引を記載する場合、2面的に物事を記載する事になるので、上記のどれかが増えればどれかが減る事になります。
その内容を仕訳帳へ記載していく、という訳です。
取引の種類、要するに「何が増えれば何が減るか」というものは決まっています。
原則は以下の8要素となります。
<取引の8要素>
借方 | 貸方 |
---|---|
資産の増加 | 資産の減少 |
負債の減少 | 負債の増加 |
資本の減少 | 資本の増加 |
費用の発生 | 収益の発生 |
※左右が1行ずつ一対一になる訳ではありません。
例)「商品8000円分を仕入れ、代金を現金4000円、残りは掛けで払った場合」
借方 | 貸方 |
---|---|
(借)仕入 8,000 [資産の増加] | (貸)現金 4,000 [資産の減少] |
(貸)買掛金 4,000 [負債の増加] |
上記の8要素をしっかり頭に入れておき、「どの時にどの勘定科目」を使うのかさえ
覚えておけば3級取得はもう目前・・・?