キャッチオール輸出管理の実務(1)

久しぶりにブログを。


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今日から4回に渡って「キャッチオール輸出管理の実務」という本の
まとめを書いていきます。


キャッチオール輸出管理の実務

キャッチオール輸出管理の実務

輸出管理の国際レジーム

「国際的な輸出管理レジーム」(要するに世界全体の取り決め)で
大量破壊兵器や生物兵器化学兵器等の製造につながるような輸出や
技術の提供をやめようという合意が各国でなされているのだけれども、
その国際レジームを受けて、日本では外為法(外国為替及び外国貿易法)等で
それらの輸出や技術の提供に対し、各種規制が行われている
訳です。
(規制の詳細を知るには外為法だけじゃなく、各種政令や省令・告示、通達も
読まなくちゃならない…。ブルー。)

この本に書かれている事

この本では上記の外為法を含む日本国内の規制動向、
また米国の輸出管理規制(EARとか)とその動向、
世界的な輸出管理レジームの動向などが書かれてる。
もちろん、国内の企業で輸出管理を行う上での
実務的な内容も記載されてます。

なお、書名にはキャッチオール規制と書かれていますが
リスト規制について等も書かれているようです。

信頼の東芝さん

輸出管理系のサイトを見ていると、東芝さんの例がよく出てくるのだけど
この本の編者は東芝さんの輸出管理部。確かに原発からコンシューマ向け製品まで
色々作ってる会社さんなので、輸出管理が大変そうだけれども、
その分業務設計もしっかりなされていそう。本まで出すってことは、よっぽど力が入ってるんだね。
という訳で、この本には信頼がおけそう!

って事で、れっつすたーてぃっと!

まとめの目次

注)実際の本の目次とは若干違いますのであしからず。まとめ用です。

  • 外為法および最近の動向
    • 日本の輸出管理制度
    • リスト規制
    • キャッチオール規制
    • 外為法に基づく輸出許可
    • 最近の動向
  • 企業における輸出管理
    • 輸出管理社内規程
    • 輸出管理体制
    • 管理対象取引と貨物・技術の該非判定
    • 輸出管理手続
    • 教育、監査、違反の告知及び罰則
    • グループ会社の指導・支援
  • 米国法に基づく輸出管理および最近の動向
    • 米国の輸出管理関連法規の概要
    • 米国輸出管理規則(EAR)の最近の動向
    • 管理対象取引と輸出管理の基本
    • 米国法に基づく輸出管理の手続き
    • 管理対象貨物・技術の識別と判定
    • 企業の業態に即した米国法への対応
  • 国際条約と多国間輸出管理枠組
    • 核兵器不拡散に関する国際条約と輸出管理レジーム
    • 生物・化学兵器不拡散に関する国際条約と輸出管理レジーム
    • ミサイル不拡散に関する国際規範と輸出管理レジーム
    • ワッセナー・アレンジメント(WA)
    • 大量破壊兵器の不拡散に向けた国際的な取り組み